Category : バイクを楽しむ人々

大型バイクに目覚めたオバサンライダー

1975年に実施された免許制度改正によって、400ccを超える大型バイクに乗るには運転免許試験場のテストに合格する必要が生じました。当時、基本的に落とすことを意図したかのような難しい試験は、合格者が一割未満の非常な難関でした。

大型バイクの「規制解除」

この状況に対して「大型バイクの輸入車が売れない理由は日本の免許制度が原因」と、海外のオートバイメーカーが指摘し、免許制度の改革を求めました。

この要請を受けてまもなくの1996年9月、免許制度の改正があり、翌年から「公認自動車教習所」で大型二輪免許の教習を受けられるようになりました。それまでは大型バイクに乗りたくても免許がないと嘆いていたバイク乗りたちは、こぞって限定解除(大型バイクの免許を取ること)を目指すようになります。自慢げにハーレーにまたがる若者が激増しました。

女性にとっても大型バイクは魅力

当時の日本はバブル崩壊の真只中。金融機関破綻が相次ぐなか、社会には閉塞感がただよっていました。 新しいことにチャレンジしたい。熱中できる何かがほしい。くたびれ果てた男性たちを尻目に、子育ての終わった前向きな40代50代の女性たちはこれだというものをついに見つけました。

彼女たち、じつは1970年代後半から大ブームとなったソフトバイク(ミニバイク)ブームと、続く1980年代の第二次バイクブームの洗礼を受けていた世代です。 本人は乗っていた経験がなくとも、同年代や母親が原付バイクに颯爽と乗っているのを見て育っています。昨日まで重たい自転車をフウフウいいながら坂道を押して登っていたのとは大きな違いでした。

「そうだ私も大型バイクに乗ってみよう」と思うのはそんなに突飛な思いつきではなかったといえます。 警察庁「運転免許統計」の数字もそれを裏づけており、2004年以降、40代50代女性の大型二輪免許の取得者が急増、2005年には、女性ライダー専門情報誌も創刊され現在に至っています。
大型バイクの魅力を語る!~そこには異次元の世界が待っている~

夫婦でツーリング

当時のバイクブームを経験していたのは男性も同じ。バイクの面白さをすでに十分なほど知っている旦那が反対するわけがありません。最近では夫婦で大型バイクを駆ってツーリングしている人々をよくみかけます。

バイクは年齢も性別も関係ありません。女性だからとか、高齢だからという心配は無用。それぞれの年齢や体力に合わせて自分らしく楽しむことができれば、あなたにとって最高の乗り物になります。

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